尊敬していた先輩から「ニキビの人」と呼ばれたのが悲しくて..

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化膿して手に負えないニキビ、でも病院では見てもらえず

 

頬やおでこのニキビが化膿して化粧品では手に負えませんでした。
また、1960年代当時は、都心であっても、現在のような美容外科・美容皮膚科などはなく、
頼みの病院でも、ニキビは皮膚炎やヤケドなどのように「深刻性がない」としてとりあってもらえませんでした。
ニキビをつぶすと色素が沈着してしみになるからと医師に注意を受けるくらいでした。

ニキビは朝の起床時には収まっているのですが、
1日の終わりごろになって身体が疲労してくると赤みが出てきて、化膿が酷くなる傾向にありました。
おまけに、うっすらかゆみもありました。

手入れは洗顔あるのみ。
刺激になりにきびが悪化するのがこわくて、
クリームはもちろん、ローションなどの基礎化粧品を塗ることもできませんでした。

 

ニキビだらけの女になんて彼氏はできない、そう思われてる気がして

 

思春期が終わりかけて、女性としての人生がスタートしたばっかりなのに、
ニキビだらけの女の子なんて彼ができない、男性ホルモンが多くて性格が男っぽいのか?
周りの人からそんなふうに見られているように思え、
他人にどうみられているのかが一番気になり、しんどかったです。

母までが、
「あなた、顔立ちは悪くないのに、いつまでニキビを大切にしているの、
私の若い頃はニキビなんてできなかったのに、妹もニキビないわよねえ。」
なんて冷たく言い放つのですから…。

ちょっと神経症っぽくなっていましたから、
初対面の人すべてがじっと私のおでこや頬に注視しているように感じられ、
お店に買い物に行くのもおっくうだったほどです。

 

尊敬していた先輩、名前の代わりに言われた言葉は「ニキビの人」

 

私がニキビのケアを始めた理由、それは2つあります。
1つ目は、ニキビがではじめた17歳後半の頃、
「Aさん(私)って、美少女ね」と一学年下の生徒から言われました。
彼女、続いて「ニキビが多くて美が少ないから美少女なんですよ」。
笑って済ませましたが、内心どういう気持ちだったか、想像にかたくないでしょう?

2つ目は大学のサークルの会議で、私が不在の時に、
先輩が私のことを「名前忘れたけれど、あのニキビの人」と話していたと、
サークル仲間から聞かされて、とてもショックでした。

仲間からはさもおかしそうに笑われる以上に、尊敬している先輩から名前を忘れられ、
おまけにニキビ呼ばわれされたのが何とも悲しくて、
帰宅してからひとりでめそめそ泣いたことをおぼえています。

 

きちんと化粧をしてキレイになりたい!!

 

おでこと頬。顔の中でもこれらの箇所は、人の顔の印象を大きく作用すると思います。
そこに、赤く化膿したニキビがたくさんあるのは、
思春期を過ぎたばかりの女の子にとっては、なんともわずらわしいものです。

これから女性としてキレイになりたい、ならなくてはならないはずなのに、
なぜ自分だけ(少しはニキビ仲間もいましたが)がこんななの!?と、
鏡を見るたびに悲しい気持ちになるのは当然のことです。

別に私、暗い性格ではありませんが、鏡に映る自分の顔にがっくり、
そんな気分は、学生生活にも少なからず影を落としていたと思います。

何よりも、きちんとお化粧をして、キレイになりたい!好きになってくれた彼のためにも!
という気持ちが一番強かったです!

 

軟膏のおかげで数日でニキビが全てきれいに

 

ひと晩でニキビが半減した時、レスタミンコーチゾンコーワ軟膏はとても強い薬だと感じました。

当時(今から40年前)はインターネットはありませんでしたし、
薬を調べるすべもなかったのですが、ステロイド系の薬だということを薬局で教えてもらいました。
その頃、ステロイド剤は近年ほど問題になっていなかったと思いましたが、
何よりもニキビ半減の喜びはとてつもなく大きなもので、
薬を買ってきてくれた父に抱きついたことをおぼえています。

数日使ううちに、ニキビはほぼ全滅状態になり、
逆に、薬の脅威も感じましたので、いったん、使うことを中止し、
ニキビが酷くなると使う形にしました。

お化粧ができるようになったのが最もうれしい思い出でした。

 

肌トラブルは人によって様々、「良い」とされる情報よりも専門家の意見を

 

肌トラブルは、人によってさまざまで、人の数だけある、とも言われていますから、
一般的に「効く」とされている軟膏などを表面的に塗るだけでは改善しないことも少なくありません。

自分独りであれこれ試すよりも、専門家の意見を行くことも大切です。
現在は美容皮膚科があり、科学的な見地から、
皮膚のコンプレックスにしっかりと向き合ってくれ、改善に向かうために、
食生活や睡眠といった日々の生活へのアドバイスなり、
効果的な薬を適切に処方してくれる医師がいるのはとても良いことと思います。

一人の医師に頼り切らず、他の医師にセカンドオピニオンも試すことができますから、
これは、と思う医師を見つけたら、タッグを組んで改善していくことをおすすめします。

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